電源を入れると、「信号なし」が出て、すぐに消えてしまうという症状のモニター。LCD-AD193G。
例によって、ネジをはずしてもフタが取れないので、バキバキバキっとマイナスドライバでこじ開け、中を見ると、ずいぶん古めかしい基板。電源とインバーターが1枚に乗っている。電源部分のコンデンサーが膨れ上がっている。それと、2SAの何番だかのトランジスタが灰色に変色している(写真真ん中)。Fuseも古めかしいガラス管の物が使われている。2005年ぐらいの製品にしては、20世紀の臭いがする。熱は伝わらないだろう映像系の基板は無傷のようだった。そっちは、現代的な基板だったので、不思議な感じがする。
コンデンサーは現代のものとだいぶ大きさが違う。黒いのが動かないパソコンからはずした現代のコンデンサー。代わりがないので、もっと古そうなコンデンサーに実は交換した。(前の記事参照)無事に動いているが、あとで新しいコンデンサーを注文して交換する予定。