先生の話をまったく聞こうとしない受講者が先日来た。いったい何しに来ているんだろうか? 血圧が上がると眼底出血をする可能性があるので、こういう人はご遠慮願いたい。 富士通エフ・オー・エムの本は、本来講習会用テキストなので、先生が説明しないと説明不足になるヶ所が多いため、先生であるわたしが説明をかなりする。「そんなことはどうでもいいので、先進めてください。」などと授業の進行を妨げる発言が多く、授業にならなかった。「知っているんですか?」と聞けば、知っているというので、「では、問題をやってください。」といえば、まったく手が動かず、勉強する気がないだけだとすぐにわかる。ほんとうに知っているなら、申込みしてくるはずはないし、受講するわけがない。 基礎的な範囲はどうでもいいから、応用的な範囲を教えてくれ、というのが趣旨のようではあったが、基礎もできない人に教えるのは困難である。たとえるなら、「はしごをかけずに屋根に登ろうとするようなもの。」だから。基礎の上に応用があるという基本的なことがまったくわかっていない人が多いのにはいつも困っている。 だれかにいたずら申込みをするように頼まれたが、うちはすぐに警察を呼ぶことになっているので、仕方なくやってきたなんてことがあるのかと思うぐらい、やる気のない人だった。いろいろと謎な人物であった。 前は、会社にパソコン教室に行ってくる、と嘘を言って、休みをもらう人がいたようで、それがいたずら申込みの原因になっていたようだった。「警察に」と言う言葉を書いていなかった頃は頻繁にやられた。会社と思われるところから、「○○、そちらに行っていますか?」と電話がかかってくることもあり、個人情報なので、「そういうことは答えられません。」と答えたこともあった。