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リチウムイオン電池に疑問

 現在のノートパソコンに電源電池として使われているのはリチウムイオン電池という二次電池です。二次電池というのは、充電式電池のことです。
 ノートパソコンは持ち運べることを前提に作られていますが、一般に100Vの交流で使い、場所を移動するわずかな時間だけ電池で動かしている方も多いと思います。ですが、電車の中や喫茶店などでも使いたい方もいます。しかし、電池で使いたい時に、数分しかもたないという経験をされる方がほとんどでしょう。取り説やパンフレットには数時間使えると書いてあることが多いですが、実際の1年以上使われたパソコンでは、数十分が限界です。
 取り扱い説明などには、満充電にしておくと電池の寿命が短くなる、とご親切に書いてあるものもあります。一般にリチウムイオン電池というのは、使わない方が痛みやすいのです。通常の使い方である、充電した状態が一番痛みやすいのです。電池で使いたい時に「そのときに、充電をしてそれから使う」などという使い方はしないでしょう。いつでも使えるように「いつも充電をしておいて、いざとなったら使う」のでしょう。どういう使い方をされるのかを考えて、お客様の立場に立って考えれば、「充電して置いておくと痛む電池」など採用しないはずです。保証が切れる1年ほどで使える時間が極端に短くなる。消耗品だとして保証期間内でも有料など、お客様を大切にしない企業がパソコンメーカーに多いのはどうしてなのでしょうか?
 同じ容量、電圧のニッケルカドミウム電池(ニッカド電池)やニッケル水素電池にくらべ、充放電の回数が多いことや小さくできることが採用の決め手だとメーカーは言っていますが、実際は、ニッカドのほうが数年使っても劣化しません。確かに小さいのですが、1年でニッカドより劣化してしまうのでは意味がありません。なにより、高価なのに消耗品だという点が許せません。何万円もするなら、半永久的に使えなくとも、パソコン本体と同じぐらいの期間使えるのが理想でしょう。

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