お客さんのパソコン。すぐに消えるというお決まりのパターン。
点くのだが、しばらくすると消える。外付けのモニターが映っているので、節電機能でモニターの電源を落としているわけではない。
分解してパネル不良かインバータ不良かを確認したが、インバータに不良個所は見つからず、パネルの縁をたたくと消えるので、パネルの不良。
この手の液晶パネルは2灯式なので、片方の冷陰極管が破損していると、ちょっとの間点いているのだが、すぐに消えてしまう。1灯だけで点いていると、使えそうだが、危ないから1灯破損でも切るようになっているわけだ。
自分のパソコンならパネルまで開いて冷陰極管を交換するのだが、半田はがれなどが起きると発火などの危険があるため、お客さんのなので、今回はパネル交換する。パネルをまともに取り換えるので部品の入荷待ちである。中古パソコンに新品液晶パネルはないので、中古品を探している。液晶パネルの蛍光管(冷陰極管)は、60000時間ももつので、ノートパソコンより長持ちするから新品の必要はないでしょう。しかし、この種のパソコンはなぜかインバータか管のはんだ付けの不良が多いようです。保証期間内だけはもつというのがいただけませんね。保証期間を公称耐用年数と同じにするように法改正すべきではないでしょうか?
新品液晶パネルはかなり高価です。
http://www.ekishopro.co.jp/Toshiba-notepasokon-gamen.shtml
このあたりで入手できます。
つづく。